11.30.2008

人の魂を揺り動かすものは。

オバマ当選以来更新をさぼっていて、すみません。
勉強が難しく、脳みそがウニになっておりました。

以前書いていた別のブログで、ある人のメッセージに魂を揺り動かされた事を書きました。
2年以上も前になります。
ある歌手の方がライブで語ったメッセージ、歌が、たまたまスタッフとして聞いていた
私の心を”突き抜けた”のでした。
(私はそのとき、温暖化防止の世界同時ライブのボランティアスタッフでした)
http://www.youtube.com/watch?v=TwA-e3d-3qA

切なく、忘れることのできない力強いオーラを持ったメッセージでした。
歌を聴いて号泣したのは、生まれてこの方一度で最後でした。
その後CDにもなったその曲を聴くたびに、原点に戻る事ができます。

魂で発せられたメッセージは多くの人を動かし、波紋のように
広がっていくのだなと思いました。ライブでのメッセージがきっかけに、
TVドキュメンタリーができ、そしてまたそのライブを聞いていた映画監督による
映画ができたそうです。

悲しいかな帰国できない私は見ることができません。
素敵な作品を撮る監督ですし、きっとよい映画だと思います。12月公開という事で、
ぜひぜひぜひぜひ皆さん、見に行ってください・・・・そして感想をお聞かせ下さい~。

私はUSAで原点を想いだしながら頑張ります。
私の原点は・・・
小さい頃遊んだ鬱蒼とした鎮守の森、
富士山麓の神々しい日の出、沖縄の青い海、岡山の美しい田園風景、、、

自分を育ててくれたのは、この星とそこに生きるたくさんの人達、生き物達です。

■Cocco初のドキュメンタリー映画、12月公開決定!
「大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-」

祈り、願い、抱きしめる、孤高のうたうたいが紡ぐ旅の記録Coccoの旅に同行した。
きっかけはライブ・アースでジュゴンのことを語り、唄う、彼女の姿を見たことだった。
僕の中で何かが震えた。何かしたい ― 素直にそう思った。
だから、撮らせてもらうことにした。

泣きながらカメラを回したのは生まれて初めてだ。
この感情を一人でも多くの人たちと共有できたらいいなあと、今、強く思っている。
――映画監督 是枝裕和

【公開劇場】東京・シネマライズ、ライズX03-3464-0051http://www.cinemarise.com/
大阪・梅田ガーデンシネマ  06-6440-5977 http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/
京都・京都シネマ  075-353-4723 http://www.kyotocinema.jp/
愛知・伏見ミリオン座  052-212-2437 http://www.eigaya.com/theater/million/index.html
北海道・札幌シアターキノ  011-231-9355 http://theaterkino.net/
福岡・KBCシネマ  092-751-4268 http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/
石川・シネモンド  076-220-5007 http://www.cine-monde.com/
沖縄・桜坂劇場  098-860-9555 http://www.sakura-zaka.com/


11.05.2008

アメリカのこれから

世紀の一夜が過ぎました・・ とうとうオバマ大統領の誕生です。

DukeではPublic policy schoolのホールが丸ごと選挙中継でオープンになり、
オバマが票を取るたびにえらい歓声が上がっておりました。
選挙前から相当な割合の学生がオバマグッズを見に付けて歩いており、
(構内でマケインシールを見たのはただの一度きり。)
大統領選が一大事のアメリカといえど、これは通常の選挙でないな~と思われました。
(キャンペーン戦略が功を奏したとも言える?)
今日は国籍問わず、学生が一丸となってオバマをバックアップ。世界中の
人間にとっての一大関心事でもあったと思います。
言葉には出さないものの、アメリカの人々は、諦め・恐怖・絶望といったネガティブな
オーラに長い事包まれてきた今、あらゆる”希望”を力いっぱいオバマ氏に託している
という印象でした。 
歴史初の有色人種大統領(しかも移民二世)となったオバマ氏は、投票者にとっては
現在のアメリカンドリームの象徴の1つでもあったと思います。一個人として奮闘する
オバマ氏に、国民が個人的に感情移入&共感していたとも思います。

アメリカ大統領らしいオバマ氏のVictory speechで個人的に印象深かったのは
”一人ひとりがこれからのアメリカを建て直すのだ、大変だけれどハードワークして
建て直そう。”というメッセージでした。

当たり前ではありますが、日本の首相は決して述べないこの考え方
(一人ひとりが国を作っている、作っていく。)。
民主主義の原点を繰り返し説いていたのも印象的でした。

オバマ氏の偉い所は、誤魔化さずアメリカの今が悲惨である事を堂々表明
した上で、再建に挑もうという姿勢と思われます。とはいっても
実際全員が相当な
痛みを追いながら、国を再建せざるを得ないわけですが・・
なので、”諦めずに頑張ろう、We can do it!”の大合唱で最後は終わりました。

極端な話、敗戦後の日本ってこんな感じだったのではないかと思わせられる、
深刻ではありますが、どん底から後は立ち直るのみという、腹をくくった前向きさ
感じさせられました。

個人的には選挙後の諸状況については、諸手を挙げて大喜びほどの楽観はできない
わけですが、
ひとまずオバマ氏の演説を聞いておりますと、私も一個人として強くよりよくあろうと思わされました。

がんばれ、オバマ大統領とアメリカ国民のみなさん。

11.02.2008

Social venture capitals

There were lectures last week by persons in two social venture capitals here in Durham.
Their job is so sexy.
They invest in prominent social ventures located in local areas, and in successful case releases them to IPO. Strong emphasis is put on maintaining social mission of the client organizations.
Personally I want to study potential of natural capital investment through such private fund, not only through govenmental and intergovernmental fund.

In the shrinking domestic economy, they confidently talked about future growth and expantion.
Though U.S. has recently experienced the market collapase, it is also the very mechanism of financial market that enables active social investment possible. Such social venture capitals grow both their organization and social ventures, and make profits for investers.

I guess individual working for such venture capitals doesn't receive that ceiling high salary like in some investment banks. However people working for their companies seems to have higher satisfaction through their jobs. They also told that the investers in general doesn't require too high IRR. Does it mean invester's profits from volatile markes is recycled into investing in sustain social ventures..?
(And I want to know the success ratio of the social venture capitals too)

The role of the financial institution is an intermidiary of currency stream so that each unit of economy can work efficiently and effectively. And it is very weird that the intermidiary make use of the stream to get thick margin.
I personal don't agree with the idea that we should accept in any situation and condition, the personal value "I wanna be super rich". Economist say it is personal choice we cannot violate, it is a totalitalianism if we deny any individual value. Democracy in capitalism denies abuse of life and human rights such as terrorism, but accepts abuse of human rights through economic activity. Part of society, and sometimes entire society can be severely damaged by other part of society which wants to pursue the extreme of individual freedom.

So,,, it is the light shed in the dark, to know people working for both the good for society and for themselves!

10.13.2008

Renewable energyへの加速etc

景気低迷のあおりで、ここ1週間でMr.Obamaが大統領選の優位に

立ち始めています。RepublicanのBailoutが市場で評価されれば、また

Pole Rateは変わるのかもしれませんが。。

彼は最近、景気回復=Renewable energyに絞り込んで演説をしています。

Democratが政権を取った場合、Renewable energyへの投資が

急激に始まるため、各セクター、それに向けて準備を始めている様子です。

ですので、政権就任後すぐKyotoに加盟するのではないかと

期待されます(って、約束期間後も加盟できるんですよね・・)

California stateは確実に国内での政策経済のリードに立つでしょう。

Coal plantとNuclear plant中心の電力会社で有名なNorth Carolina stateが、

Nuclear plantとnuclear wasteをこれ以上増やさない事を個人的には願っております。

テロリズムをめぐる国際的な緊迫や、山積みの経済問題はあるものの、

来年からアメリカは急激に変化する可能性がありますし、このまま変わら

なければ、アメリカの地位低下や、国際政治経済への影響が危ぶまれ、

個人的にもアメリカにいる意義が薄れてきます。。。

Mr.ObamaがChange Changeと言っておりますが

アメリカ国内にいると、政治経済のChangeの必要性をひしひしと感じます。

日本の政治経済も静かに死に向かっている(もはや日本に経済成長は誰も求めておらず、

東アジアのかつて繁栄した1国の扱いです。なので政治経済に明確なPolicyがあるかどうかが

ポイントですが、それが見えないので、最近はTOYOTA以外国際的に全くといってよいほど

認識されていない様子。Carbon politics & economyでNewsに取り上げられているのは、

見たことがありません。)様子がありますが、

アメリカのようにイラク戦争の失敗とCarbon politics & economyで出遅れ、

ついに市場崩壊させてしまったために劇的な政治経済上の地位低下に見舞われると、

こちらはもうかなりの切迫感があります。

テロに関しては、democratizationとWTOに関するアメリカの姿勢が

大いに関連すると思われるのですが、、WTOについては、Main topicになっていませんが、

暇がある時にreportでも読もうと思います。

9.28.2008

青汁

小鳥さん達が窓の外ですばらしいリズムの求愛ソングを歌っています。
そろそろ秋風が吹き始めています。

宿題に煮詰まり、なぜかケール青汁を作ってみました。なかなかいけます。

食習慣の違う国でのビタミン不足が留学生の課題のようなので、
地元食材に少しは詳しくなろうと思います。味付けは日本食ですが~

やっぱり食は精神安定でしょうか。チーズと小麦粉と砂糖たっぷりの食事を
毎日食べていると何だか悶々としてきてしまいました。
みそとコメベースに切り替え中です。

全米スシブームの最中、先週は簡単なまき寿司作って学生に異様に喜ばれました。
日本食レストランで巻き寿司ごとてんぷらになって出てきたのには笑いましたが・・
しかも中にクリームチーズが入ってますし。

アメリカの金融救済プランは7000億ドルという、
確かイラク戦争の出費もぶっとぶようなとんでもない費用・・を国際市場から
調達するそうですが・・大統領選以前に国の行方が危ぶまれます・・

9.24.2008

Hot, flood, crowded- Thomas Friedman's lecture

One of the best things in Duke is we are exposed to chance to hear the world's best lectures throughout the year. This monday I heard Thomas Friedman's lecture on his latest book "Hot, Flood, and Crowded". His main argument was energy techonology revolution is only the way American economy revives. His speech was filled with a sense of cricis on climate change.
What I felt most interesting was, he wisely linked fall of American economy and market chance in green technology. He told the green technology would be(must be, otherwise we might extinct) the biggest revolution human ever experienced, and it would be the last chance for America to get rise again in international economy. He also mentioned about collapse of US political system. It can be taken either as a suggestion for a wide shift to strong state level autonomy, or as a reform of D.C.

As he says, strength of America must be the fronteer spirit and social engine for innovation.
What I feel here in America is though, week hope for future compared to those of newly emerged countries. And social system which sustains US competitivity is collapsing. Of course US economy is still biggest producer and consumer in the world, and people are active than Japanese (inherently). However in personal level, I don't meet so many people who have positive future vision except entreprenuer-type of people. Nevertheless students here should be future leader of society and economy?!?!
After financial system had huge damage, can this country draw new big picture?

Now I'm interested in what is the success factors of EU governance and economy, compared to that of USA.

9.19.2008

So many things here.

Most of the time of my day is spent on reading and hearing lecture. In the past one month, my speaking and writing hasn't improved at ALL. Age deterioration of my brain is so horrible. And young guys learn just so fast!! I need to switch from thinking in Japanese to English. So I decided to post my diary sometimes in English.
Almost everyday I come back to home past 12pm. Amazing. I never think I could stay such a long time in the same place. Actually our campus is too huge to get bored even I stay 24 hours. Almost everything I want is equiped. Oh, of course, except satisfying cuisines. I already gave up my expectation to foods here. But we have gyms, lecture halls, music halls, a musium, forest park, gardens, a huge church, cafes and libraries. Even a branch of a karate organization where I practiced in Tokyo,,, it means, so many cultural temptations, and my life will be enriched with "cost-free high cultures". Cool!
Actually, the university seems to put too much budget to activities other than academics!
Past weeks I explored other highly recognized schools of Duke such as Sanford institute and Fuqua business school, and now dreaming my image of impactful interdisciplinary study.

9.13.2008

ベストパフォーマンス。

国際社会では、
たゆまぬ努力が要求されます。。
しかも相当な努力が・・・
しかもベストパフォーマンスが・・・
外国人なので、常にどう見られるかも考えるし、
中々気が抜けません。。

外国人だからしょーがないもん、という言い訳に逃げるか、
ハンディを克服するか、どちらかしかありません。ま、どこにいても
同じ事ですね。

怠け症の私は、目の前に続く長~~い道のりを前に、
しょっちゅう必要量の10%ぐらいでギブアップしてしまってます。
でも今しかないこの瞬間、この機会。
初心に常に帰ってガンバラナイト。

9.10.2008

美人だらけです

大学構内ですが、何だかスッゴイ美人がいっぱいいます。
特に北欧系の金髪碧眼色白の美女とか、
ラテン系の浅黒い肌の美女とかは、あまり日本では見かけないので、
思わずじーっと見てしまいます。
男だったら幸せだったのになぁ~。
アメリカは、ハンサムな男の人は何か少ないっす。
男はやっぱり中身だよね・・・うん・・・

女だからとか、女の割にすごいとか、男だからとかいうのが存在しません。
キャラとおつむの向上に専念できるのは、いい事です。
でも、ここでは女性の華やかさがいい意味ですごく目立っている気がします。
大声ではきはきしゃべるしとても朗らかな彼女たちに、見習おう~です。

9.09.2008

Net impact@Duke

何か硬いことばかり書いていますが・・・
実際はぐにゃぐにゃした時間を沢山過ごしていますが、そこははしょって。

Fuqua business schoolの学生が運営するNetimpactのMeetingに潜入しました。
http://www.netimpact.org/
がっちり先行投資してばしばしにビジネススキル磨いた人が、
真剣に社会を変えたると言っているのは、かなり説得力あります。
自己犠牲でなく、しっかり稼いでしっかり貢献!気持ちよいです。世界中のビジネスが
こうだったらさぞかし良かろうに、、というか、自分達の手で近づけるために今勉強
しているわけですが。

彼らを見ていると自分の甘さを感じます。
妄信でなく科学的に猛進。社会にもたらす価値とインパクトを大きく!
そして三方よし。高い志で、起業家達は妥協なき努力をしている。
過信しない目標追求は本質に通ず。

Social whistle point(Copyright by 私の師匠??
最も効率的に変化が起きる社会のあるポイントのこと。それどこ??)も、
自分の達成すべき課題として考えた時に仮説が見つかるのでしょう。
(世界が平和になるといいなぁ~ と思っても何も変わらないし。。)

自分が作り出せる最大解を設定して取り組む。
他人の出した解も頭を使って考える。
皆で解を考える!
当たり前のようでできていなかった事でした。

9.07.2008

Fuqua Japanese

今日はFuqua business schoolの日本人学生さんの集まりに寄せて頂きました。
MBAだけあって、コミュニティがとてもいい形にできています。常々、MBAの方々
には学ぶ所が多々ありです。

何とわらびもちを作って来て下さった奥様がいらっしゃり、それも涙ものでした。
おせんべい、ポッキーなども頂く事ができました。うるうる・・

普段から低レベルな英語を使って判断・思考していたので、久々に日本語で考え、
クリアな思考の人達と話しながら思考を深められたのもよかったです。
(今後の自分の判断に不安を覚えますが・・)

MBAにあるポジティブ・クリエイティブ・ロジカルな”感覚”は、とても気持ちの
よいものです。Fuquaは世界トップクラスのMBAなのでだいぶん雲の上ですが、
彼らの学びレベル・目指す人材像を大いに参考にさせて頂きたいです。Nicholas
は学生出身者が多いので、プロフェッショナリズムやシビアさの面で自分の中に
甘えが出てしまうのです。

Fuquaには、日本で関っていた自然エネルギーやソーシャルアントレに関心の
ある方も沢山いるので、これを機会にネットワークを作っていきたいと思っています。

9.05.2008

Hurricane Hanna

North Carolinaをハリケーンが直撃する事になってしまいました・・・!
海辺にあるNicholas schoolのMarine labがつぶれないか心配です。
http://www.nicholas.duke.edu/marinelab/programs/

8.30.2008

First classes


毎朝、窓からハチドリが木の花の蜜を吸いに来るのが見えます。
日本には見られないので、当初は大興奮しました。小さくてとてもキュートです。
今日はガメラのような巨大カメが車道を横切っていました。こちらは捨てられたペットと思われます。
生活を撮った写真がうまくPCに取り込めないのが残念です。

毎朝、グース一家のお散歩とすれ違います。
前回書いたとおり、大学の周りは、森の中に古き良きアメリカ風の家が散在し(学生向けの安アパート
を覗いては)、軽井沢の別荘地のように、それは素敵です。
東部の田舎だけあって、古い家が残っているそうです。古いアメリカの家というのは、とても
風情があっていいのです。日本の古民家がいいように。。

しかし今日は蜂の巣になっている車(敢えて乗っているらしい)が横を通り過ぎ、
あまり笑えない治安の悪さも一部ではあります。
明らかな貧富の差と人種格差、中流の白人層が二極化している様子も見えます。
これまでの経済システムから生じている”行き詰まり”感が、
オバマの掲げる”Change”にシンボライズされていると思われます。

日本の生活に比べ、自然と気を抜いて外を歩くと言う事はなくなりました。
日本のように公共交通で寝るというのも、到底できません。
しかし、きちんと気をつけていれば、日々とても快適な生活です。
大学の図書館などはとても美しく(エアコンが恐ろしくきついが)、夜中まで残ったとしても
SafeRideという家まで車で送迎してくれるシステムもあります。

今週から最初の授業が始まりました。今学期は
environmental and resource economics,
forest economics,
Analysis of public expenditure,
micro economics を取る予定です。

一番興味のある分野の第一線で活躍する教授の授業が取れる
というのは、余りにも光栄な事です。彼らは授業も一流で、彼らの
世界にぐいぐい惹きつけてくれます。
~Public expenditureはaccountingが余り得意でない私には
正直termが難しいですが、避けて通れないスキルですので頑張ろうと思います。
膨大なReading assignmentの前に非常に空回り気味ですが、貴重な
機会を逃さず、着実に学びたいと思っています。

今週から色々な場所にぼちぼち顔を出して、
ネットワークをぼちぼち広げていきたいと思っています。

8.23.2008

Orientation ended

クラス登録などでばたばたの1週間が終わりました。
在米中の野望は多々ありますが、何をやるにも、
一に言語力とコミュニケーション力、二に専門性です。

日本ではそれなりに英語に自信があったのですが
こちらの留学生はアメリカでUndergraduateを学んだ人も多く、
ネイティブかと思うぐらい言語が達者です。
Engineering school出身者は、計量系も得意ですし
リーダーシップはアメリカ人やインド人の得意な所ですね~

当然言語力の弱い、数学も弱い、気も押しも弱い
日本人のアイデンティティは激しく問われます。。。
着物と日本食で勝負するわけにもいかず・・
日本流のエコロジーを問いても中々理解されず・・
(Environmental schoolの学生の割に、大半の学生の行動は
全然エコじゃないんです~。アメリカはゴミを分別しない国みたいで、
全部一緒に突っ込んでます。うぐー)

近い所では台湾人。控えめで大人しい。やっぱり文化が近め
なんでしょうね~。 一緒にいると何だかほわりーんとします。

8.19.2008

Orientation starts

コース登録等等のためのオリエンテーションが今日から始まりました。
初日からテストや授業(review)があり、一日目はぐったりでした。
まさに学生時代に戻った気分です。(学生ですが)
今年のスクール同期の180人中28人がInternational。うちIndianとChineseが
Majorityです。そこそこのInternational度と言えましょうか。

私の選考のEnvironmental economics and policyは最も人気の
高いトラックで、40人は所属している様子。
殆どは学卒か社会人経験2-3年ですが、
社会に長くいた風の人もぽつぽついます。(アメリカ人はいまいち見た目で
年齢が読めませんが、アジア人も反対の意味で同様。私は学卒と見られる
様子です!)今日は教授一同の紹介がありました。日本と違って教授はと
てもカジュアルな雰囲気で、一流の研究者でも余り権威ぶっていません。

MBAとのリンケージを持つ教授の活動も魅力的ですが、個人的には
resource economicsの教授陣の充実ぶりは他のどこにもない強みに
思われます。森林学から発展したスクールだけおり、
森林や農地の経済性を研究する一線の教授が複数いるので、
この分野に関心のある私にとってはまさにドリームチームです。。!
このトラックが人気である秘訣でもあるのではと思います。
日本からの3人も、全員このコースに所属しています。

当然ながら計量と数学のベースが求められます。が、意外と社会科学よりは
英語での理解が早く済みます。
しかし常に言いたい事の20%しか自己表現できない事に苦しみます。。
やりたい事は山ほどあるものの、当面は授業についていくのが必死の
サバイバルな毎日です。

8.17.2008

Second day in Durham

Duke大学の町Durhamに着いて2日が過ぎました。

鬱蒼とした森林地帯にある町ですが、現在、多くの
企業の立地が急速に進んでおり、併行してがんがんと
宅地開発が進められ、人口も急増中。車や幹線の数もそれはばっちり多いです。
今年はDurhamは雨が少なく、水不足で大変だったそうです。

森林から慣らされた空き地の工事現場を、大きなグースがぺたぺたと歩いていました。
住宅地の雰囲気はよく言うと軽井沢(が猛暑をくらっている感じですが)に似ていて、
森の中に広い家が散在する風景は、かなり素敵です。
私の安アパート(しかし日本の倍は広い。)も窓から緑が見渡せ、虫の声も聞こえて、
ほっとする感じがあります。

しかし。このどの建物にいっても極寒のエアコンは何とかならないものか、です。
同居人がエアコン愛好者で、常に20度ぐらいを維持しています。体によくないですね。