先週まで、Visitorが1週間Bidaですごして帰って行きました。
住み慣れた地に関する再発見がいろいろありました。
自分と違う人間の新鮮な視点でみるこの地は、随分違って見えるものだなぁと実感しました。
インターネットの回線が悪いので、随分前から、撮り溜めた写真が全然アップロードできないのが、とても残念です。
最近思うことは、世界は多様性に満ちているけれど、どこでも人間基本は同じだなぁー という事。
昔から私は世界一周して全大陸を制覇し、違う文化に触れてみたいと思っておりました。
今回、未踏の地あふりかに足を降ろせた事は、子どもながらの夢という点でも大変嬉しいことでした。
近代化されていない場所に行くほど、社会制度や文化習慣が驚くような違いに出会います。
一方で人をひとりひとり取り上げていくと、どこの社会でも同じように、個性があり喜怒哀楽があり、世界すみずみまで行っても人間が同じである事にほっとさせられます。
これからも行った事のない場所、特に文化的な特徴の強い場所に、機会があれば旅行ではなく、数ヶ月ー数年単位で住んでみたいなぁ・・
中近東とか、、南米とか、、東欧とか、、アマゾンの奥地とか、、Polinesia,Micronesiaとか、、
しかしそのような生活では、単なる一時滞在者として何も残さず去っていく空しさは大変大きいです。旅は若いうちにせよとは、この事ですな。やはり決まった場所に根を降ろしてそこで何かを作り上げていく作業にも、いい加減取り掛かりたいです。
人類の大半と同様、私も根が農耕民なんだろうなぁ。(最近この地の遊牧民と農耕民の生き方を比べながら、人生と文明を見直しているのです。。)
9.27.2010
9.05.2010
マラリアで食欲張りに。
疲れの溜まっていた先日、マラリアを発症しました。
ごく初期の発見でしたので、1日高熱とDiarrheaで苦しんだ後はさっぱりと治りました。
先進国で発症してしまう偏頭痛の方が、私としてはよっぽど苦しい気がします。
さてしかし、アフリカ米でおかゆなんか作っていた病気の後は舌が変わってしまい、毎日ばくばく食べていたあの、油とチリと肉とスパイスと化学調味料ががっつんがっつんの、大変力強いNigeria飯が食べられなくなってしまいました。
困ったことです。
しかたないので近所の知り合いの家に押しかけ、地元食材でも作れる私的ごはんを作らせてもらっていますが、いつまで続くのだろう、私の舌のStrikeは。。。(食材と調理器具の関係上、インド的なご飯にどうしても近くなるのだが、Nigeria飯よりは馴染み深いわけです。)
そして日本食の再現は大変難しい環境下で、日本食の夢を見てしまう今日この頃です。
夏気候の当地にはやはり、あっさりとした和食が合うでしょう・・
ざるそば
冷奴
水ようかん
ほうれん草のおひたし
氷にのっかったおさしみ盛り
こんな、見て食べるだけで涼を誘う食事、というような芸術の域にある日常食・・暑い国の中で日本ぐらいじゃないでしょうかね、開発と普及に成功したのは。食立国日本。経済的地位は下がっても食ツーリズムで世界に名を馳せてほしいものだ。
あとは、さんしょとゆず皮の載った鯛のお吸い物、はまぐりのお吸い物 などのような、黒の輪島塗以外は許せない繊細なスープ、なんとかこちらの食材とMade in Chinaのプラスチックの器で実現できないものでしょうか。
いや無理だ。鯛的な味の美味しい魚はNiger川から運ばれてくるんですけど、やはりチリで殺菌しないと怖いところです。
(日本の和食の調理方法は素材の信頼性の上に成り立っている。)
あぁナイジェリア飯、対極すぎます。
果物ひとつとっても、 枇杷 桃 梨 さくらんぼ のような、繊細で完璧なお味の日本の果実と対比して
パイナップル、バナナ、すいか、オレンジ、マンゴー(雨季はない・・)がメインです。
まぁアメリカの果物も、たいがいひどかったが・・
セントラルアメリカは米と肉主体だけど、チリが少なくて豆多くて、素材のだしを生かすタイプの味付けで、日本に近かったんだけどなぁ。世界10代美味しいものランキング(私ランキング)のSevicheなんか日本の刺身と文化的に近いしなぁ・・
しかし、米があるだけナイジェリアは、東アフリカより幸せと言えましょうね。
ごく初期の発見でしたので、1日高熱とDiarrheaで苦しんだ後はさっぱりと治りました。
先進国で発症してしまう偏頭痛の方が、私としてはよっぽど苦しい気がします。
さてしかし、アフリカ米でおかゆなんか作っていた病気の後は舌が変わってしまい、毎日ばくばく食べていたあの、油とチリと肉とスパイスと化学調味料ががっつんがっつんの、大変力強いNigeria飯が食べられなくなってしまいました。
困ったことです。
しかたないので近所の知り合いの家に押しかけ、地元食材でも作れる私的ごはんを作らせてもらっていますが、いつまで続くのだろう、私の舌のStrikeは。。。(食材と調理器具の関係上、インド的なご飯にどうしても近くなるのだが、Nigeria飯よりは馴染み深いわけです。)
そして日本食の再現は大変難しい環境下で、日本食の夢を見てしまう今日この頃です。
夏気候の当地にはやはり、あっさりとした和食が合うでしょう・・
ざるそば
冷奴
水ようかん
ほうれん草のおひたし
氷にのっかったおさしみ盛り
こんな、見て食べるだけで涼を誘う食事、というような芸術の域にある日常食・・暑い国の中で日本ぐらいじゃないでしょうかね、開発と普及に成功したのは。食立国日本。経済的地位は下がっても食ツーリズムで世界に名を馳せてほしいものだ。
あとは、さんしょとゆず皮の載った鯛のお吸い物、はまぐりのお吸い物 などのような、黒の輪島塗以外は許せない繊細なスープ、なんとかこちらの食材とMade in Chinaのプラスチックの器で実現できないものでしょうか。
いや無理だ。鯛的な味の美味しい魚はNiger川から運ばれてくるんですけど、やはりチリで殺菌しないと怖いところです。
(日本の和食の調理方法は素材の信頼性の上に成り立っている。)
あぁナイジェリア飯、対極すぎます。
果物ひとつとっても、 枇杷 桃 梨 さくらんぼ のような、繊細で完璧なお味の日本の果実と対比して
パイナップル、バナナ、すいか、オレンジ、マンゴー(雨季はない・・)がメインです。
まぁアメリカの果物も、たいがいひどかったが・・
セントラルアメリカは米と肉主体だけど、チリが少なくて豆多くて、素材のだしを生かすタイプの味付けで、日本に近かったんだけどなぁ。世界10代美味しいものランキング(私ランキング)のSevicheなんか日本の刺身と文化的に近いしなぁ・・
しかし、米があるだけナイジェリアは、東アフリカより幸せと言えましょうね。
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