3.12.2010

カルシウム考。

今期、Forest ecosystemというクラスを取っております。
土壌中の栄養素バランスがこうなると木がこう成長して、、P、N、Ca、Mg、あれが過ぎてもこれが足りねば育たずバランスが大事でなんたらかんたら、というような事を聞いていてふと、私自身の栄養バランスどうなってるんだけ、という事が気になりだしました。

こちらの食事は、カロリーは高いけれど、いかにもミネラルや酵素やが少なそうなメニューが多いです。外食すると添加物も気になるところ。それもあって最近、個人的に伝統食へ戻れキャンペーンを張って和食の自炊に励んでおりました。















本日のお汁粉:白玉からあんこまで全部手作りしましたっ。

何しろ伝統的な日本食は発酵食品が多くコレステロールも低く、繊維質もミネラルバランスもとてもよいし抗酸化食品も多いし、世界中から大注目です。日本食から見る栄養学は、西洋の栄養学が正直及びもつかないバランスのよさと知恵の深さです。

しかーし 気になるのが厚生省も力を入れてきた、日本人のカルシウム不足。
女性的には気になるところです。
牛乳宣伝戦略、という説もありますが、果たして食事だけで賄えているかというと、いないという統計があります。
こないだも大学の検診で、牛乳飲みなさいと女医さんに薦められました。

でも牛乳飲むとおなかごろごろするし・・伝統的な食材じゃないものを取りすぎるのは、どうも気が向きません。乳製品に対する消化酵素が今一対応していない気がします・・・ 小学校5・6年生の時、給食の冷たい牛乳飲んだ直後におトイレにダッシュせねばならなかった同級生I君という子がいました。彼がトイレに走るにつけ、トイレのI君とあざけっていた、悪魔時代の自分の記憶がちらつきます。牛乳だけは絶対残してはならず、の鉄則のあった小学校の給食。冬の冷え切った牛乳の雪よりも白い?白さは、彼にとっては恐怖のカラーであったに違いありません・・なんまいだ。

牛乳なんて存在しなかった時代の農家のおばあちゃんが、あぜ道でよく骨折していたとはあまり聞いたことのない話です。食材や調理方法や食べ合わせや生活習慣やら何やら、昔と今での変化が響いているのでしょう。

そこで改めてカルシウム摂取につき、調べてみました。


日本人は最低600mg取ること。
リン酸塩が吸収を阻害するので加工食品に注意。
シュウ酸の少ない小松菜やモロヘイヤがおすすめ。
ビタミンDが吸収をサポート。
マグネシウムと亜鉛の同時摂取が大事。
ううー全部気にしていたら、気が気でならーん・・
サプリメントに頼るべきなのかしら・・

カルシウムと言えば牛乳ぎゅーにゅーと言うのが基本的ですが、牛乳摂取による発ガンリスクも最近話題で、飲みすぎも心配です。

しかしながら某サイトの食品チャートによると、g中の含有量ががぜん多い食品は、乳製品以外は、大量摂取に無理がある食品も多いです。うーん。(小松菜などの他にも、ごま・大根の葉・つるむらさき、ひじき、高野豆腐、どじょう、干しえび、小魚、しいたけにえんどうにあゆに、、など)。


とは言えこのあたりの食品、伝統的には適度に組み合わせて食べられていたもので、しかも現代日本食ではあまり使われないジャンルの食材に属しているように思われます。(アメリカでは入手は相当難しい・・・)
ひとまず、おやつは無添加えびせんべいか?ふりかけは小魚系重視か?

食べ合わせ自体で最適バランスを取っていた、昔ながらのメニューについて、も少しきちんと、考えてみたいなと思います。
食材の組み合わせと食べ合わせ、それこそ”家庭科”の時間で教えるべき事ですが、習いませんでした。。今の教育では、食育の時間に教えられているのでしょうか。















食料だなにありあまる、未使用カルシウム食材。使いづらいよー・・

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