4.02.2010

アメリカ人のジョーク

アメリカ人の笑いはドライです。
Sarcasmとゆわれるジョークのパターンをどれだけ制覇できるかどうかに、アメリカでの幸せな生活の成否がかかっていると言っても過言ではありません(半分本気)。

ドラマシリーズなどを見ている皆さんはお分かりのとおりですが、
このパターンとしましては

1.相手がかなりドライな言葉でこちら落としにかかってくる。
2.その時に間髪いれず相手を受けつつ、相手をもっとドライに落とす

自分自身を笑いつつ、相手をぎりぎり(このぎりぎり度が試される)まで落とせるか。
という割とメタ思考な思考回路が必要とされ、私は打率1%というところです。(いかん・・)

関西ジョークよりも高度かも。

生真面目なアジア人・日本人に見られる共通現象としましては、Sarcasmをかけられた時に
本気で怒ってしまうか、相手が怒ったかと思ってびびってしまう という風景であります。

私の典型的な失敗例)

パーティーにて。周囲のメンバーのジョークは盛り上がっている。
私:Slangでの会話がよく理解できず、ぼけーと立っている。
男A:アキコ、さっきから全くしゃべってないけど、何か日本人は時計みて1時間に一回だけしゃべる事にしているというルールでもあるのか。
私:いや、なんとか会話を理解しようと必死で(とまどって本気で返している)。
場、冷める。

正解としては、
私:日本人の私なんかがしゃべってしまうと笑いが哲学的すぎてアメリカ人には理解できないであろうから控えている。
男A:確かに日本人のジョークなどは理解不能である可能性が高い。
私:それでは。と言って冴えたジョークを披露。
(高度すぎて私には実際不可能。)

無難なところでは、
私:ご存知の通り日本人はアメリカ人より真摯な仕事マシーンなので、ジョークなどにはエネルギーを回さぬようプログラミングされておる。
など。あまり面白くないけど、一応逃げられます。

そういえば最近Teenなどに流行ったTransformerという映画では、ひよわな主人公が、憧れのセクシーな女の子の彼氏であるマッチョなフットボールプレイヤーに挑むシーンがありました。だいたいこんな感じだったような。

女の子の彼氏:おまえ一度フットボールやってたらしいじゃん
主人公:あーあれ(憧れてチームに入った所ボコボコにされてしまい、一度で退散した記憶が頭を霞む)、研究のためにまぁちょっと試してみただけさ。
彼氏:は。おまえみたいなもやしはお部屋でお勉強でもしてればいいんだよ。
主人公:そう、実際今ペーパー書いてるから、フットボールの衝撃がいかに人間の脳にダメージを与えているかとゆう。
彼氏:こめかみに筋
主人公:いや大丈夫、実際君たちも読んだら興味持つと思うよ。色んな色とかで絵とかが書いてあって、飛び出す仕掛けとかも付いてたりするから飽きないよ。
彼氏:主人公の胸倉をつかむ
女の子:まぁまぁ と言って抑えつつ、主人公の方に感心(主人公が勝ち)。

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